minne、Creemaで特集掲載されるには

minneやCreemaで特集掲載されたい、
そのためにはどうしたらいいのか、
掲載されると売り上げは上がるのか、
そんな問いについて考えてみました。

特集掲載された事例


私は過去にminneで2回、Creemaで1回特集に掲載していただきました。
概略をまとめます。

①minne’sセレクト掲載

半年前から出品してはいたものの写真の撮り方を研究し3回くらいアップデートを繰り返したタイミングでした。アクセス数は掲載された翌日に爆伸び。

しかし、全く売れませんでした!
教訓として写真を差し替えると掲載されることもある、だから写真大事、アクセスが爆伸びしたとて売れるわけではないということを学びました。

②minne特集掲載


2回目はこちら。

アクセス数は掲載初日は延びるが数日で落ち着く傾向。

掲載期間中は購入されませんでした。

ただし以前からぽつぽつと購入されていた作品で掲載終了後も「掲載作品」であることがお客様の背中を押す要因にはなったと思います。
何度か再販もしました。
minne’sセレクトほどアクセス数はなく、アイテムがアイテムなだけに簡単には購入につながらなかった、という感想です。

③Creema特集掲載

運営事務局から提案メールが届いていたのでそれに応える流れで作品を作りました。
「トレンドアイテムであるにも関わらずCreemaでの出品がほぼないジャンルとなります」だなんて!
真っ青な海だ!
これは作るべきだと感じました

作品はこちら

写真はイマイチ・・・
需要が多く供給が少ないという状況であれば写真が多少上手く撮れていなくても、掲載していただけると感じました。
こちらは特集に載ったおかげで購入数も増えました。
Creemaはこのように販売に役立つ提案メールを送ってくれるのでとってもありがたいです。

事前に連絡や予兆はあるか

連絡は私の場合は全て事前に頂きましたが、そうでない場合もあるようですね。
また、minneの場合、予兆のようなものがありました。
アクセス数が掲載の1~2週間くらい前に一度30ぐらい増えるのです。ぴょこんと。

これがわかるのは普段のアクセス数がそんなに多くなかったからですね。
「ああ、これは良い知らせがくるかもしれない」と思いました。

掲載されるためには

minneのガイドによると

①オリジナリティが高いこと

確かに飛び抜けて奇抜でなくても良いですが、少し個性的な要素が含まれていればよいのかなという印象。
特集掲載に憧れる作家さんが大多数の中、特集掲載常連の作家さんがいらっしゃるのも事実です。
その作家さんの作品はそもそも素材から特殊でライバルが少なく差別化できている。
作品のコンセプトがやっぱり大事なんですね。

②魅力の伝わる画像とタイトル

これは私も写真を変えたら掲載されたので納得です。
特に1枚目が魅力を伝えているかが重要。
タイトルには不要な文字を入れない、とかなり具体的なヒントもありました。
一枚目にロゴが入っている作品を見かけますがそれは不利になるということです。

③ショップ情報が最適化されていること

内容が最新になっているか、SNSのリンクミスについても注意が促されています。
これが理由で対象からはじかれていたとしたらもったいない!
今すぐ整えられるところは整えましょう。

こちらの記事も少し古いものではありますが選考の様子が書かれていて参考になりました。

https://hokuohkurashi.com/note/106150

ネットではシンプルな白背景が良い、という考察を見かけますが、
私の場合白無地背景の写真はありませんでした。
(試行錯誤しましたがある程度大きさのあるバッグを白無地背景できれいに撮るというのはすごく難しいです)
ちなみに特集掲載を狙って掲載されなかった経験ももちろんあります。
特集掲載を狙うためだけの作品は全く売れず、在庫を抱えるだけで終わりました。

売り上げは上がるのか

前述の通り、答えは売れる時も、売れない時もある、です。

アイテムによっては全く売れませんでした。
特集に掲載されても結局は需要がなかったり、お客様に魅力を感じてもらえないと購入はされません。
じゃあメリットが何もないのかと言うとそんなことはなくて、目の肥えたminne、Creemaスタッフに推すべき作品と認めてもらえたということは実績となり、ショップへの信頼につながります。
お気に入り、フォローも増えますしね。
特集掲載されないよりはされた方がいいです。

まとめ

「特集掲載」にどのように向き合うか。
特集掲載はごほうびのようなもの。
されればラッキーくらいの感覚でちょうどよいと思います。

自戒の念も込めていますが、狙いすぎて本来のショップのコンセプトから外れたり、お客様の方を向いていない作品作りは本質を見失っています。
淡々と作り、特集と合いそうな作品があればチャンスを狙ってハッシュタグを変えたり、商品ページをカスタマイズすることをおすすめします。

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ふしじむ
縫製、裁断、工業用型紙作り、生産管理経験のハンドメイド作家です。 オンラインソーイングスクールで作家さんをサポート。 裁断から縫いまでものづくりのコツを発信します。